PDFなどのファイルを一括で変更したいときもあるでしょう。
これを使えるようになれば、作業時間短縮できること間違いなしです。
(今回はWindows11の画面で紹介します。)
はじめに
まず、ファイル名にスペースが含まれていると今回の方法では変換できません。
ファイル名のスペースを別の文字に変換しましょう。
スペースを別の文字に変換
前述の通り、ファイル名にスペースが含まれていると、変換が出来ません。
以下、スペースを別の文字に変換する方法になります。
フォルダのアドレスバーに「powershell」と入力して、「Enter」を押します。
下記コードをペーストして「Enter」を押します。
半角スペースの場合は↓
Get-ChildItem -Recurse *.* | Rename-Item -NewName { $_.Name -replace ' ','-' }
全角スペースの場合は↓
Get-ChildItem -Recurse *.* | Rename-Item -NewName { $_.Name -replace ' ','-' }
スペースが半角ハイフンに変わっていることがわかりました。
ファイル名の一括変換
準備ができました。
まずはパスをコピーします。
①変更したいPDFを選択します。
②上のリボンの「…」→「パスのコピー」を押します。
エクセルに貼り付け
貼り付けをすると、それぞれのパスがコピーされます。
(ユーザー名(○○○の部分)はそれぞれ自分のPCによって異なります。)
ファイル名を一部削除
エクセル上で「Ctrl+H」を押して、置換の画面を出します。
検索する文字列には、コピーしたパスのファイル名以前を入力します
「C:\Users\〇〇〇\Documents\test\」
置換後の文字列は空欄にします。
そして、「すべて置換」を押します。(場合によっては「置換」でも可)
すると、ファイル名だけをエクセルのセルに入れることができます。↓
変更後のファイル名を入力します。
①B列に変更後のファイル名を入れます。
②C列に「=”ren “&A2&” “&B2」の数式を入れます。空白はすべて半角にしてください。
フォルダのアドレスバーに「cmd」を入れます
cmdとアドレスバーに入力して、「Enter」を押すと、コマンドプロンプトが立ち上がります。
コマンドプロンプトに貼り付けます
エクセルの該当部分を範囲選択をして「Ctrl+C」
コマンドプロンプト上にそのまま「Ctrl+V」をすると実行されます。
元のフォルダを見るとファイル名が変わっていることがわかります。↓
注意点
拡張子を入れ忘れると、ファイル形式が保てず、PDFとしてファイルを開けなくなりますので、ご注意ください。
まとめ
いかがでしょうか。
これを使えば、簡単にファイル名を変更することができます。
ぜひ活用してみてください。
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